─亜鉛を管理する─
司会:
昭和大学医学部 腎臓内科 客員教授
秋澤 忠男 先生
川崎医科大学 腎臓・高血圧内科 教授
柏原 直樹 先生
埼玉医科大学 総合診療内科 教授
中元 秀友 先生
慢性腎臓病(CKD)や糖尿病患者の増加に対し、国を挙げて様々な取り組みが進められているが、微量元素である亜鉛の体内での動きがCKDの進行や病態を修飾していることは意外に知られていない。とくに亜鉛の不足はCKDの重症化や患者さんのQOL低下に関連するといわれている。
CKDと亜鉛の関連、CKD患者における亜鉛の適切な管理のあり方などについて、腎・透析領域のエキスパートの先生方に話し合っていただいた。